第6回はガラスの切り方、割り方です。
1.MCR教室で行っている切り方を説明します。
もしあなたが切られている方法の方が良いと思われたら、笑ってすませてください。

4.直線の切り方
定規はどんな方法でも良いから、作業台に固定してください。
カッターは直線用を使用してください。(TC-10は曲線用です)幅の広いものです。
ガラス屋さんはガラスの上に定規を置いて、その上を左手で押さえて切っていますが、それはダイヤモンドカッターを使用し
直線切りに慣れているプロだから出来る芸当です。
定規の下はガラスです。親指と中指が広がる長さは2点で押さえられますがそれ以上は、定規が動いてしまう確率が高く
なります。
手作りの素材ガラスは厚み、平面度もそろっていないし、価格が高いこともあって気持ちの上でもなかなか押さえきれない
ようです。
定規が動いてしまうと、まっすぐに切ることなど出来るわけがないのです。
カッターの使い方ですが、直線は手前に引いて切り、曲線は向こうに押しながら切るのがコツです。
体験すると分かります。
上が原型
下が斜線部分を
カットした改造型

オイルカッターはトーヨーTC-100Aを改造して使用しています。
このカッターは本来は直線用です。ステンドグラスは曲線が多いため、オリジナルのままでは使いにくいので、曲線にも
使えるように改造して使っています。直線、曲線兼用で使えるようにしました。写真1 上が原型、下が斜線部をカットし
カッターの刃の位置をわかりやすくし、曲線切りと兼用にしたもの)
これ1本ですべてに使えます。ただ、この兼用カッターにも一つ欠点があります。
本来、TC-100Aは柄に油を入れないで、毎回油をつけて使用するタイプです。刃先にスポンジがついており、1回で1m位
切るのには足りていますが、改造したことによりこのスポンジがとれやすくなります。器用な方なら、スポンジの再取り付けも
難しくはないと思います。
このTC100Aカッターはよく切れて長持ちします。メーカーが開発した特殊合金の刃とその刃を支えている金属(砲金)が良い
のだと思います。

直線は手前に引いて切ります